首の後ろ、うなじのニキビの原因と治し方

首の後ろのニキビ

気が付くとできてしまっていてなかなか治りにくい、うなじや首筋のニキビ。

自分には見えないため気付きにくいですが、後ろ姿は意外と他人に見られているもの。見た目が気になるだけではなく、症状が悪化して痛みやしこり、かゆみまで出てきてしまうと気分まで落ち込んでしまいます。

今回はそんな首の後ろにできるニキビの原因や予防策などについて紹介してみたいと思います。

首の後ろのニキビの原因

原因1:乾燥

肌の乾燥首の後ろやうなじにできるニキビの最大の原因が乾燥です。

首の前側や顎の下、首の上部は首の後ろと違い顔の延長のため皮脂の分泌が多い箇所です。一方首の後ろは皮脂の分泌が少なく、身体の中でも特に乾燥しやすい部分です。

首の後ろが乾燥しやすい理由は2つ。汗をかきやすく水分と一緒に蒸発しやすいことと、皮膚が薄く潤いを維持しにくいことです。

このように首の後ろは乾燥しやすいため、肌のバリア機能が低い部分でもあります。そのためわずかな環境の変化でもダメージを受けやすく、雑菌による影響を受けるリスクも高い部分だと言えます。

ニキビというと皮脂の分泌が多いために起こるものと思いがちですが、皮脂が少なく乾燥していることもまた、ニキビができる原因となるのです。

首の後ろにできるニキビの原因として「インナードライ肌」という状態が挙げられます。

何らかの原因で角質層のバリア機能が低下すると、肌はバリア機能を取り戻すために皮脂を分泌しようとします。

このとき皮脂が過剰に分泌されるためオイリー肌だと考えてしまいますが、肌の内部は乾燥状態にあります。このような状態を「インナードライ肌」と呼びます。このインナードライ肌もニキビができる大きな要因となります。

首の後ろのニキビは顔のニキビとは原因が違うこと、乾燥が原因となってニキビができることが重要なポイントです。

原因2:皮脂の過剰分泌による皮脂の詰まり

皮脂の詰まり皮脂が過剰に分泌されると、皮脂が毛穴に詰まることによってニキビができる原因となります。首の後ろはインナードライ肌になりやすいだけでなく、皮脂の過剰分泌によるニキビができやすい部分でもあります。

皮脂の過剰分泌の原因としては、ホルモンバランスの乱れが挙げられます。

女性の場合はストレスや睡眠不足、月経周期によりホルモンバランスが乱れる場合があります。皮脂の分泌量は男性ホルモンの影響で増えますが、女性ホルモンの1つであるプロゲステロンによっても活性化されます。

ホルモンバランスの乱れにより男性ホルモンやプロゲステロンの分泌量が増え過ぎると皮脂が過剰に分泌され、ニキビの原因となります。

またプロゲステロンの分泌量が増えるのは排卵日後から生理前までですので、多くの女性が感じているように生理前はニキビができやすい状態となります。

原因3:すすぎ残し

シャンプーのすすぎ残しこれはご存知の方も多いかもしれませんが、シャンプーやボディーソープのすすぎ残しも首の後ろにできるニキビの原因として挙げられます。

洗い流し足りなかったシャンプーやボディーソープは、毛穴に詰まってしまいニキビの原因になることがあるのです。

原因4:ストレス

うなじニキビはいわゆる「大人ニキビ」です。この大人ニキビはストレスによってできることがあると言われています。

原因として考えられているのが活性酵素です。ストレスが溜まってくると、身体の中で活性酵素と呼ばれる悪玉酵素が大量に発生します。

この活性酵素がニキビの原因となったり、その炎症を加速させる場合があると言われています。

原因5:血行不良

姿勢が悪く猫背でいることが多かったり、高過ぎたり低すぎる枕を使っていたりすると、首筋が圧迫され血行が悪くなります。

すると必要な栄養や酸素が行き届かなくなったり老廃物が排出されにくくなります。その結果、うなじや首にニキビができてしまう場合があるのです。

原因6:紫外線

紫外線うなじは紫外線の影響を受けやすい部分であると言われ、頬の倍以上日焼けしやすいと考えられています。

女性の場合は髪の毛で隠れて直接紫外線を浴びることは少ないかもしれませんが、短髪の男性やショートカットの女性はうなじに紫外線の影響を受けやすいと言えます。

紫外線はにきび跡の色素沈着を悪化させるため、短髪の男性やショートカットの女性は特に注意が必要です。

ニキビやその他の皮膚疾患によって皮膚が炎症を起こすと、メラノサイトと呼ばれるメラニンを形成する細胞が活性化してメラニン色素を大量に作り出します。

このような状態の肌に紫外線ダメージが加わると、メラノサイトによって大量に作られたメラニン色素が皮膚の深い部分まで入り込んでしまいます。

その結果、にきび跡に色素沈着が起こってしまう場合があります。このようなにきび跡の色素沈着は改善が難しい場合がありますので、注意が必要です。

首の後ろのニキビの治し方

首の後ろにできるニキビは、顔や首の前にできるニキビとはタイプが全く違います。そのため、治し方も顔や首の前にできるニキビとは違った方法になります。

首の後ろの肌は「顔の肌」ではなく「身体の肌」と同じタイプです。したがって顔ニキビとしてではなく「身体ニキビ」としてケアを行う必要があります。前述のとおり首の後ろは乾燥しやすいため、保湿を重視したケアがメインとなります。

以下、具体的な治し方や使用するケアアイテムについて紹介します。

治し方1:清潔に保つ

清潔な肌首の後ろのニキビを防ぐためにまず第一にすべきことは、清潔に保つこと。そのためにはしっかり洗浄することが重要です。

首の後ろや襟足、耳の裏は意識して洗うようにしないと洗い残していることが多い部分です。身体を洗うときには、洗い残しがないよう注意して細かな部分まで丁寧に洗うようにしてください。

衣類やアクセサリーにも注意が必要です。衣類やアクセサリーは外部からの雑菌の侵入の原因となる可能性があります。

したがってこれらのものも常に清潔にしておくことが首の後ろのニキビの予防にとって大切なことです。衣類はこまめに洗濯するようにし、アクセサリーは定期的にアルコール消毒するようにしてください。

治し方2:洗浄

少し面倒に感じるかもしれませんが、ニキビの予防と治癒のためには洗顔をするときには首も一緒に洗うようにすることがおすすめです。

ここでひとつおすすめの洗顔料を紹介します。

Non A.

ノンエー石鹸

Non A.は弾力のあるきめ細かい泡を簡単に作り出すことができます。

またピーリング成分を一切配合せず、ローヤルゼリーやヒアルロン酸などの肌に優しい成分で作られており、表示指定成分無添加なので敏感肌の方でも安心して使用することができます。

NonA(ノンエー)の口コミから見える効果を徹底分析

2016.11.19

治し方3:正しい保湿をする

保湿「お風呂上がりには化粧水や乳液できちんと保湿ケアしている」と言う方も多いかと思います。ですがその保湿ケアがかえって肌を乾燥させてしまうことになっている場合があるのです。

どういうことかと言うと、化粧水や乳液でのケアでは肌の奥が乾燥している状態で肌の表面だけを保湿している状態になっている場合があるのです。

せっかく化粧水や乳液を使っても、それが表面だけを保湿して肌の奥まで浸透していない場合、肌の浅いところで蒸発してしまいます。

さらに悪いことに蒸発する際には、隙間のできた肌奥の水分が引っ張られるため、肌奥の水分量まで減ってしまうのです。

乾燥はニキビの原因となりますから、肌奥まで浸透しない化粧水や乳液を使うことは肌の乾燥を招き、逆にニキビを悪化させる結果になってしまうのです。

では、肌奥からの乾燥を改善するにはどうすればよいのか。ポイントは2つです。

  • 浸透力の高い保湿成分が配合されている
  • 肌奥の細胞間の隙間を埋める効果のあるヒアルロン酸やコラーゲンなどの美容成分が配合されている

この2つをの条件を満たす保湿ケア用品を使用して、肌奥から保湿することがニキビケアのためには重要です。

保湿にお勧めの化粧品はおすすめのニキビ化粧品ランキングで紹介しているので参考にしてください。

治し方4:優しく洗う

洗顔うなじや首筋のニキビを予防するには、洗顔と同じようにきめ細かいたくさんの泡を使い、肌に負担をかけないよう優しく洗うことが大切です。

たっぷりの泡を作って優しく洗うことで皮脂汚れが落ちやすくなり、摩擦によって皮膚を刺激してしまうことも予防できます。

ニキビが既にできてしまっている部分は、入念にゴシゴシと洗いたくなってしまうかもしれませんが、特に優しく洗う必要があります。

したがってナイロンタオルなどの摩擦を起こすものは使用せず、手洗いをするのが一番理想的です。

ナイロンタオルなどで強く擦ってしまうと、皮膚が刺激されて角質が厚くなり毛穴を塞がりやすくしてしまいます。

またニキビを刺激して色素沈着を悪化させる可能性もありますので、ナイロンタオルなどの摩擦の強いものの使用は避けるようにしてください。

ニキビを治すための正しい洗顔方法

2016.11.12

治し方5:タートルネックは控える

日焼け対策やできてしまったニキビを隠すためにタートルネックなどの首元を隠す衣類を着ている方もいらっしゃるかと思います。

しかしタートルネックなどの首元を隠す衣類を着用すると、内側に蒸れを起こしてニキビを悪化させてしまう場合があります。

ニキビの原因であるアクネ菌は皮脂を餌に繁殖し、酸素を嫌う傾向があります。つまりタートルネックなどの通気性の悪い衣類はアクネ菌の繁殖に都合のいい環境を作ってしまうのです。

どうしても日焼け対策やニキビを隠したいときは、通気性がよく肌への刺激が少ない素材のスカーフを使うようにしてください。また、日焼け止めクリームは低刺激のものを選ぶようにしましょう。

治し方6:紫外線対策

日焼けも肌を乾燥させる原因のひとつになりますので、ニキビ予防においても日焼け対策は重要です。首の後ろにも日焼け止めクリームを塗るなどして紫外線対策をしっかり行ってください。

首の後ろは汗のため日焼け止めクリームが落ちやすい部分ですので、こまめに塗り直すことも大切です。

紫外線の強い夏の時期は日焼け止めクリームを塗るだけではなく、防止や日傘も併せて使用するとなお良いでしょう。

うなじニキビは、適切な処置をせず悪化させてしまうと色素沈着などを起こしてしまい、目立ったニキビ跡として残ってしまう場合があります。

うなじニキビを防ぐためには、洗髪時の洗い残しやすすぎ不足に注意し、紫外線や衣類・アクセサリーなどの刺激を受けないように常日頃から気をつけることが大切です。

治し方7:生活習慣を改善する

生活習慣の改善顎や首回り、うなじのニキビは体に大きなストレスがかかっているときにできると言われます。したがって上記のような外側からのケアだけでは充分とは言えません。ストレスのかかっている生活そのものを改善することが必要不可欠です。

しっかり休養し、充分な睡眠を取ること。ストレスの原因を把握して軽減するよう意識すること。野菜を中心としたバランスのとれた食生活を心がけること。

仕事などで多忙な毎日を送っていると実践するのはなかなか難しいかもしれませんが、できる範囲で生活面から改善していくことが大切です。

生活習慣を改善すれば、ニキビのできにくい健康な肌になります。既にできてしまったニキビを治すだけではなく、ニキビのできにくい肌を目指して生活習慣の改善を行ってみてください。

また生活習慣の改善はニキビのためだけではなく、将来の健康にも大きく関わってくることです。ぜひこの機会にできるところから始めてみてください。

首の後ろのニキビが悪化したら皮膚科へ

ニキビが化膿するなど悪化してしまった場合は、皮膚科で診てもらうという選択肢も考えてみてください。炎症がひどくなるとその分だけ跡も残りやすくなりますので、できるだけ早めに対処するようにしてください。

また、ニキビのように思えても全く別の皮膚病であるケースもあります。

例えば、皮膚腫瘍の一種である粉瘤(ふんりゅう)をニキビだと思ってしまう場合があります。少しでも気になるときは皮膚科を受診してみてください。病院で診てもらえば、適切な治療を受けることができるので安心です。

なおうなじニキビには、抗生物質・抗菌薬の塗り薬が処方されるのが一般的です。また炎症が深くない場合には殺菌性を持つベピオゲル(過酸化ベンゾイル)も有効とされます。

一方顔のニキビに通常処方されるディフェリンゲルは毛穴のつまりを取り除く作用を持つ薬ですが、首の後ろの皮膚には反応しにくく、うなじにきびの治療には向いていません。

首のニキビ跡を治すには?

ターンオーバーを促進する生活を

肌の中でも特に表皮の新陳代謝をターンオーバーと言います。ターンオーバーの速度は身体の部位によって違いますが、およそ28日の周期で行われるのが理想と言われます。

このサイクルは早過ぎても遅過ぎても肌に良くないため、正常なサイクルを促すことが重要です。ターンオーバーが早いと栄養をもらう過程が未熟になってしまい、細胞が充分な働きを行えなくなりますし、ターンオーバーが遅いとシミの原因となります。

不規則な生活は、心身ともにバランスが乱れてしまいターンオーバーにも悪影響を及ぼします。

正常なターンオーバーを目指すために気をつけるべきこととしては、睡眠時間は6時間以上確保する、ジョギングなどの適度な運動を行う、脂質や糖質の多い食事は控えてタンパク質やアミノ酸などの栄養をしっかり摂取する、飲酒や喫煙を控えるなどが挙げられます。

健康的な生活を日々心がけ、正常なターンオーバーを目指しましょう。

ブースターを使う

ブースターとは化粧水の前につける導入美容液のことです。

ブースターを使うことによって角質層が柔らかくなり、その後に使用する化粧水や美容液などの浸透効果を高めることができます。ひとつおすすめのブースターを紹介します。

リプロスキン

リプロスキン
特徴

リプロスキンはニキビ跡ケアの導入化粧水として肌への浸透力を高めることを追求したブースターです美容液です。

このブースターを使用することにより美容成分や栄養素が肌奥まで届けられるため、肌をきれいにする効果が期待できます。

さらにリプロスキンはブースター効果に加えてナノ乳化効果により有用成分を100ナノ以下にサイズコントロールし、肌奥まで届ける助けをしてくれます。

配合成分
  • グリチル酸ジカリウム:天草という植物から抽出されるエキス。抗炎症作用がありニキビに有効な成分として知られています
  • プラセンタエキス:胎盤から抽出したエキス。美白効果があり、お肌の透明感を高めます
  • スクワラン:天然の保湿剤ですから安心して使えます。肌になじみやすい成分であり、保湿効果が高いです

NonA(ノンエー)の口コミから見える効果を徹底分析

2016.11.19

ニキビではない可能性も

素人目にはニキビに思えるものでも、他の皮膚疾患である可能性があります。

皮膚の表面に黒い点ができている場合は粉瘤、痛みや痒みがなく徐々に増えていく場合はイボ、他の症状が併発する場合は腫瘍の可能性もあります。

ニキビと他の皮膚疾患では治療法が全く異なりますので、ニキビがなかなか治らず悪化する場合は専門家に相談してみることが大切です。