ニキビ跡を治すのに効果がある食べ物と悪化させる食べ物

ニキビ跡を治す食べ物

食生活が乱れると、体調不良や免疫力の低下により、ニキビや肌荒れ肌などのトラブルが起こります。

今回はニキビ跡の改善効果のある食べ物と、ニキビ跡を悪化させてしまうため注意が必要な食べ物について解説します。

良い食べ物の摂取がニキビ跡ケアに繋がる仕組み

良い食べ物の摂取するとニキビ跡のケアに効くのにはなぜなのでしょうか。まずはそのプロセスから解説します。

胃腸の調子を整えると肌が健康になる

胃腸の働きの良し悪しは肌のコンディションを左右します。摂取した食物を消化吸収する機能を持つ胃腸の働きに問題があると、栄養の吸収効率が低下します。すると肌は充分な栄養供給が行き渡らなくなり、肌荒れの原因となります。

また大腸内では腸内細菌が生命維持に欠かせないビタミン類を生成しています。腸内環境が悪化し悪玉菌が優位になってしまうと、こうしたビタミンの生成が阻害されてしまいます。

特にビタミンB2やB6、ナイアシン、パントテン酸、ビオチンは肌の健康に強く関わっているため、これらのビタミンの不足は肌荒れやニキビ跡の悪化の原因となります。

肌トラブルを予防するためには、腸内細菌によるビタミン生成が正常に行われるよう腸内環境に気を配る必要があります。

胃腸は自律神経とも深く関わっており、胃腸のトラブルは自律神経のバランスの乱れの原因となります。

自律神経のバランスの乱れは免疫機能の低下から肌のバリア機能を低下させ、肌トラブルの起きやい状態を引き起こしてしまうのです。

以上のような理由から健康な肌を維持するためには、胃腸が健康な状態を維持することが重要だと言えます。

胃腸とニキビの関係について詳しくは以下を参考にしてください。

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2017.11.19

免疫機能を整えて抗炎症力を上げる

ニキビ跡に赤みがある場合ニキビは完全には治っておらず、内部ではまだ炎症が起こっていると考えられます。炎症が残っている患部ではメラニン色素が過剰に生成されるため、色素沈着の原因となります。

炎症が起こる原因として、免疫機能の乱れが挙げられます。免疫機能はニキビの原因菌であるアクネ菌に反応し、攻撃を行っています。

免疫が正常に機能していない状態では攻撃が過剰になり、炎症が起こります。ニキビが治りきらず肌内部で炎症が残っていると免疫機能の攻撃が続くため、赤みが残ってしまうのです。

したがってニキビ跡の赤みに困っている場合は、免疫機能を正常に戻す食べ物を摂取するよう心がけましょう。

肌の新陳代謝を促進する

ニキビ跡の改善には、肌の新陳代謝=ターンオーバーを促進することが重要です。

肌にできた傷や色素沈着が時間の経過とともに治癒するのは、ターンオーバーによって表皮が生まれ変わっているからです。

したがってニキビ跡による凹凸肌や色素沈着を治すためには、ターンオーバーを正常な状態に保つことが必要なのです。つまりターンオーバーを正常にする働きのある食べ物は、ニキビ跡に効果があるということです。

ターンオーバーを促す効果のある食べ物

タンパク質:肉、魚、卵、乳製品、大豆など

タンパク質がターンオーバーを促す五大栄養素のひとつであるタンパク質は、皮膚や臓器、免疫グロブリンなど様々なものをつくる材料となる栄養素です。タンパク質は体内でアミノ酸に分解され、皮膚を作る原料となります。

たんぱく質の一種であるコラーゲンは細胞と細胞の間に存在しており、体内のタンパク質の30%以上を占めていますので、コラーゲンを摂取することにより皮膚の新陳代謝が活性化されニキビ跡が改善される効果が期待できます。

なおタンパク質はビタミンCと一緒に摂取することにより吸収率が上昇し、真皮層でのコラーゲン生成の効率を高めてくれます。タンパク質はビタミンCと組み合わせて摂取するようにすると良いでしょう。

ビタミンC:パプリカ、ゆず、パセリなど

ビタミンCがターンオーバーを促すビタミンCはメラニンを還元して色素沈着を薄くする効果があるだけでなく、コラーゲンの生成を促す効果や過剰に出る皮脂を抑える効果もあるので、健康な肌づくりには欠かすことのできない栄養素です。

ミネラル(亜鉛、鉄):牡蠣、バジル、こんにゃく、牛肉、あおのりなど

ミネラルがニキビ跡に効果あり亜鉛や鉄分などのミネラルは体内で生成することができない栄養素のため、食事やサプリメントで積極的に摂取する必要があります。

亜鉛は健康的な肌を保つために必要な栄養素であり、新陳代謝を高めて肌トラブルの改善に効果があります。また亜鉛には抗酸化作用やデトックス効果もあり、有害物質の働きを抑制してくれます。

鉄分は皮膚、粘膜などの細胞組織の生成や代謝に必要とされる栄養素です。鉄分が不足すると真皮層に酸素が行き渡らなくなり、コラーゲンやヒアルロン酸が減少してしまうのです。

亜鉛や鉄もビタミンCと一緒に摂取することで吸収効率が上昇しますので、併せて摂取するのがおすすめです。また亜鉛や鉄は水溶性なので、スープなどで摂取すると効率的に摂取することができます。

オメガ3系脂肪酸:青魚、亜麻仁油、シソオイル

ニキビ跡に効果があるオメガ3系脂肪酸オメガ3系脂肪酸もまた体内では作ることができない栄養素です。オメガ3系脂肪酸は血流をよくして肌に必要な栄養素を届けることにより、肌の潤いをキープしてターンオーバーを正常に保つ作用がありますので、ニキビ跡の改善に有効と言えます。

オメガ3系脂肪酸は熱に弱いので、青魚であれば生で食べたり、エゴマオイルやシソオイルはサラダやカルパッチョにかけたりして摂るのがおすすめです。

ビタミンE:ナッツ類、ゴマ、魚卵、かぼちゃなど

ニキビ跡に効果があるビタミンeビタミンEは「若返りのビタミン」とも呼ばれており、シミの原因となる活性酸素の発生を抑えてくれる、健康な肌に欠かせないビタミンです。

さらに血行を促進して栄養素をすみずみまで行き渡らせてくれる作用もあるので、ターンオーバーを正常に保つ効果があります。また他のビタミンの効果をサポートする働きがあるため、ビタミンCなどと併せて摂取するのがおすすめです。

ヨーグルト

ヨーグルトヨーグルトに含まれる乳酸菌には、腸内環境を整える効果があります。前述したように腸内環境の悪化はニキビや肌荒れの原因となりますので、ヨーグルトの摂取はニキビの予防や改善に効果的と言えます。

乳酸菌はヨーグルト以外の発酵食品にも多く含まれています。ぬか漬けなどの漬物や、味噌、醤油などの調味料も乳酸菌の多い食品として挙げられます。

しかし身体に合わない乳酸菌は、かえってニキビの原因となることがあります。どんな乳酸菌が合うのかは人によって違います。

乳酸菌にはLG21乳酸菌やガゼリ菌SP株を始め色々な種類がありますので、ニキビが悪化した場合は摂取する乳酸菌の種類を変えてみましょう。

効率よくニキビ跡に効果がある食品を摂取するコツ

水分補給を心がける

身体が水分不足になると便秘になったり肌が乾燥したり、ニキビが出来やすい環境になってしまいます。ニキビや肌荒れの改善にはこまめな水分補給も重要です。

食事をひと工夫する

ニキビ跡の改善には上に挙げたような食材おすすめですが、仕事などで忙しい毎日を送っていると栄養バランスを考えた食事を毎日きちんと摂ることは簡単ではありません。

そんな場合は、普段の食事にひと工夫加えることから始めてみましょう。例えばカップラーメンを食べるときにはフルーツを一緒に摂ったり、脂質の多いものを食べるときにはサラダをつけるなどして、ビタミンCを毎日の食事に取り入れるようにしてみてください。

サラダには亜麻仁油やシソ油などのオメガ3系脂肪酸を含むオイルを使用するとより良いでしょう。

時間がなくコンビニで食事を済ます場合も、使用されている食材に気を付けて選ぶようにしましょう。外食が多い人は脂質や糖質の多いものを控え、サラダやお惣菜を一品プラスするなど心がけてみてください。

コンビニ食でニキビ跡ケア

とろろそば

ニキビ跡に効果があるとろろそばとろろそばはどこのコンビニでも置いてあり、栄養が豊富なのでおすすめの一品です。

山芋のねばり成分は、便秘の解消や血糖値の上昇を抑える効果があります。また保水力が高く、粘膜を保護する働きがあります。

目や口や鼻の粘膜だけでなく、胃や大腸など内臓の粘膜も保護してくれるので免疫力アップも期待できます。また、ねばり成分のひとつであるジオスコランは糖質や塩分の吸収を抑える働きがあります。

アミラーゼは消化酵素の一種で、炭水化物の消化を助ける働きがあります。山芋に含まれるアミラーゼの量は大根の約3倍と言われており、非常に優れた食品だと言えます。

さらに配糖体の一種であるサポニンは抗酸化作用があり、脂質の酸化を防いでくれます。

その他にも便秘予防や粘膜の保護、胃腸や肝臓、腎臓の機能を高める栄養素を含む山芋は美肌を作るのに非常に役立つ優秀な食品です。

また蕎麦には血管に良いとされるポリフェノールの一種であるルチンやビタミン、食物繊維などが含まれており、こちらも美容効果の高い食品です。

かぼちゃ煮

ニキビ跡に効果がるかぼちゃ煮カボチャに含まれるβカロテンは体内でビタミンAに変換され、皮膚や粘膜を健やかに保つ働きがあります。また免疫力を高めるため、アンチエイジングの効果も期待できます。

カボチャには他にもビタミンC、B群、Eといったビタミン類が豊富で抗酸化作用もあり、健康な肌作りに優れた食品と言えます。

ニキビ跡を悪化させる食べ物

糖分の多いもの

糖分の多い食べ物チョコレートやケーキなどの甘いお菓子には糖分が大量に含まれています。

糖分は分解するときにビタミンB群を大量に消費します。糖分の分解に大量のビタミンB群が使われてしまうと、ターンオーバーに必要なビタミンが不足してしまい、ターンオーバーが乱れてしまいます。

また分解できずに残ってしまった糖分は脂肪になり、皮脂が過剰に分泌されニキビ跡の悪化の原因になってしまいます。

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アルコール類の摂り過ぎ

ニキビの原因となるアルコールアルコールは適量であれば血行を促進し、健康に良いものですが、飲み過ぎるとニキビにも悪影響があります。

アルコールは糖分を多く含んでいます。糖分は皮脂の材料となりますので、糖分を摂り過ぎると皮脂が過剰に分泌され、ニキビ跡を悪化させる原因となります。

さらにアルコールは毛細血管を拡張させて皮脂線を刺激し、ニキビ跡の悪化の原因となります。

またアルコールは炎症を悪化させることもあるので、ニキビができているときにはアルコールの摂取はを控えるようにしましょう。

またアルコールは体内で分解される際にビタミンB群を消費し、活性酸素を作り出すこともあります。活性酸素は肌の細胞や組織を傷つけ、ニキビをはじめとする様々な肌トラブルの原因になります。

さらにアルコールの摂り過ぎは肝臓に負担をかけ、血液中の毒素を増やしてしまいます。アルコールの摂取は適量に抑えるよう心がけましょう。

炭水化物

炭水化物近年の研究で、食後血糖値上昇の高い炭水化物はニキビを悪化させ、食後血糖値上昇が低い炭水化物はニキビを改善、予防する働きがあるということが判明しています。

たとえば、同じパンでも、全粒ライ麦パンやピザ生地なら食後血糖値は低く、フランスパンやベーグルなら食後血糖値は高い食品にあたります。

血糖に影響するからといって炭水化物を食べないと、栄養バランスが悪くなる上、食事の満足感が得られないためたんぱく質や脂肪などを過剰に摂りすぎてしまいます。炭水化物は食後血糖値の低いものを選んで適切に摂取するようにしましょう。

刺激物

唐辛子などの刺激物唐辛子などの辛いものは新陳代謝をアップさせるため、適量なら肌に良い影響があります。しかし辛いものを一気に大量摂取すると胃腸に負担がかかり、消化吸収の機能が低下してニキビ跡が悪化してしまいます。

またカフェインは、肌にとってとても大切な働きを担っているビタミンB群の吸収を低下させます。コーヒーなどの飲み過ぎには注意しましょう。

脂質の多い食べ物

脂質の多い食べ物は皮脂の過剰分泌を起こす場合があるので、毛穴が詰まっいニキビ跡が悪化する原因になります。

スキンケアも大事

食品で体の内側からニキビ跡の改善を図るとともに、外側からのケアも行うことが大切です。丁寧な洗顔やニキビケア用の化粧水によるスキンケアを行うことでさらに高い効果が期待できます。

肌の不衛生や乾燥もニキビ跡の悪化の大きな原因となります。

皮脂や汚れが溜まったままの肌では、化粧水やクリームでケアしてもせっかくの有効成分がうまく浸透してくれません。

また正しい洗顔で汚れをきれいに落としていても、有効成分の含まれない化粧水を使用していてはニキビをの予防、改善効果は薄いでしょう。したがってニキビ跡に有効な成分がしっかりと配合された専用の化粧水でケアすることをおすすめします。

食事の改善とともに適切なスキンケアを行って、きれいな肌を取り戻しましょう。

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