ニキビから血が出る原因と治し方

血が出たニキビ

ニキビが気になってついつい触れてしまい、ニキビを潰してしまった経験はありませんでしょうか。

ニキビを潰してしまい血が出てきた場合にはどうすれば良いのか、皆さんは正しい対処法をご存知でしょうか。今回はニキビの種類やニキビにできたかさぶた、潰れたニキビの対処法について解説します。

ニキビの種類

ニキビは炎症の程度によって対処法が変わってきます。

したがって適切に対処するためにはいま皮膚がどういう状態になっているのかを知ることが大切です。ということでまずはニキビの種類について解説します。

白ニキビ

ニキビの初期段階を「白ニキビ」と呼びます。

「白ニキビ」というと白い膿が溜まった状態のものと勘違いしている方も多いようですが、本来「白ニキビ」と呼ばれるのは毛穴が詰まりはじめ、肌表面がザラザラとした状態であり、炎症がないため痛みもなく白い膿の溜まった黄色ニキビとは全くの別物です。

この段階では毛穴の詰まりを取るために、ニキビを潰すという治療法も存在します。しかしこれは正しい方法で行わないと悪化する危険がありますので、自身で勝手に処置することはおすすめできません。

白ニキビの治し方・原因

2016.08.23

黒ニキビ

白ニキビから少しだけ進行した状態です。

盛り上がった皮脂が酸化し黒くなっているのが特徴で、ここでもまだ炎症は起こっていません。

黒ニキビの治し方と原因

2016.08.25

赤ニキビ

毛穴に溜まった皮脂にアクネ菌などの雑菌が繁殖して炎症を起こしている状態です。出血を伴うのが特徴です。

黄ニキビ

赤ニキビが悪化して白い膿が溜まったニキビを「黄ニキビ」と呼びます。

黄ニキビはその前段階である赤ニキビの周囲に大量に繁殖したアクネ菌や黄色ブドウ球菌が白血球と反応して膿となり溜まったもので、痛みを伴うのが特徴です。

黄ニキビが出来る段階では、炎症は表皮の奥の真皮層にまで及んでいます。したがって膿を出そうと思って潰してしまうと、ニキビ跡ができる可能性が非常に高いので注意が必要です。

黄ニキビの治し方と原因

2016.09.21

紫ニキビ

黄ニキビからさらに炎症が進むと「紫ニキビ」になります。「紫ニキビ」はニキビの中で最もひどい状態で、このとき毛穴の中では血と膿が溜まって腫れてしまっています。

また多くの場合、皮膚の炎症はニキビができている部分だけでなく周囲の毛穴の皮下組織にまで広がっています。

ここまで悪化してしまうと、治ったとしても色素沈着やケロイド状、クレーター状の跡が残ってしまいます。ここまで悪化したニキビは、セルフケアのみで対処することはできません。すぐに皮膚科で受診してください。

ニキビから血が出る原因

ニキビができてしまったとき、いけないと分かってはいても我慢できなくなって潰してしまった経験のある方は多いのではないかと思います。そんなとき、潰したニキビから血が出てきたことはありませんでしょうか。

これは雑菌による炎症で皮膚の奥にある毛細血管が傷ついてしまい内出血が起こったことによるもので、ニキビを潰した際に皮脂と血が混ざって出てきているのです。

ニキビは刺激を受けると悪化してしまいますし、潰してしまうと跡になる可能性が高まりますので、極力触れないようにすることが大切です。

血や膿が混じる赤ニキビ以上に悪化したニキビには特に正しい処置が必要です。この状態のニキビを潰してしまうと、ニキビ跡ができるだけでなく新たな雑菌による炎症の危険性も出てくるので決して潰さないようにしてください。

血が出たニキビの治し方

軽度のニキビは、適切な処置をすれば重症化を避けることができます。続いてニキビの対処法について紹介していきます。

ニキビには触らない

ニキビに触るなどして刺激を与えてしまうと、肥大化して血豆のようになってしまうなど症状を悪化させてしまう可能性があります。

気になっても決して触ったり潰したりしないことがニキビケアの大原則です。

清潔に保つ

ニキビを治すために清潔を保つニキビを潰してしまったときには「清潔に保つ」ことが最も重要です。血や膿がでるほど悪化しているニキビは、炎症が広がっている状態です。

そこへさらに雑菌が入ると、症状が悪化してしまいます。ついやってしまいがちな「手で膿や血を拭き取る」という行動は絶対に止めましょう。

ご存知の方も多いでしょうが、手にはたくさんの雑菌が潜んでいます。そんな雑菌だらけの手で患部に触れることは絶対に避け、清潔なコットンなどを使うようにしましょう。流水で流すのも良い方法です。

これもついやってしまいがちですが、毛穴の中の膿を押し出そうと爪で押したりすることも絶対に避けてください。雑菌が患部に入ったり強い刺激を受けることでさらに症状を悪化させてしまいます。

なお消毒液は潰れたニキビの炎症部分には刺激が強過ぎる場合があるので、使用は控えた方が無難です。

食生活を改善する

食生活の改善でニキビを治すニキビのそもそもの原因は、毛穴詰まりを惹き起こす皮脂の過剰分泌です。

皮脂の過剰分泌の原因にはホルモンバランスの乱れや肌の乾燥など様々なものがありますが、生活習慣が原因と考えられる場合に改善すべき点は、食生活です。

脂質の多い食品の多量摂取や偏った食事は、皮脂の過剰分泌を惹き起こします。食生活を見直すことで皮脂の分泌を正常な状態に戻すことができますので、普段から意識するようにしてみてください。

スキンケア

スキンケアでニキビを治す色素沈着によるシミや赤み、ニキビ跡が残るのを防ぐためには「炎症をおさえる効果」「肌の修復を促す効果」「美白効果」の3つの機能を備えたスキンケア用品を使ってケアすることが重要です。

またニキビの中で起こる内出血は肌の一番外側に当たる「表皮」で生じている症状ですので、これを改善するためには皮膚の新陳代謝を高めて肌のターンオーバーを促進する必要があります。

したがってニキビを潰したことによる内出血のケアには、肌の新陳代謝を促進する効果のあるビタミンC誘導体やビタミンA、プラセンタといった成分の入っているスキンケア用品を使う必要があります。

ここでひとつ、おすすめのスキンケアアイテムを紹介します。

ノブACアクティブ

ノブACアクティブ殺菌、消炎、角質除去などの効果を持ちニキビに有効な成分とされているサリチル酸が配合されており、ニキビ肌の改善に効果があります。

できてしまったニキビの悪化の予防効果があるので、黄ニキビや紫ニキビになる前に症状を食い止めてくれます。マイルドピーリング処方で肌質の改善が期待できるのも大きな魅力です(マイルドピーリングとは非常に低刺激の洗い流さないピーリングです)。

ノブACアクティブは効果がない?口コミと評判をまとめて辛口評価

2016.09.29

自律神経の調整

体内で分泌される分泌物は自律神経のバランスによって種類や量が変わリます。自律神経の乱れはホルモンバランスの乱れを惹き起こします。すると正常な皮脂の分泌が行われなくなってしまいニキビの原因となります。

強いストレスに晒されている環境では、自律神経の乱れを起こしやすくなるので注意が必要です。

自律神経の乱れを起こさないための予防策としては、適度な休息をとり気持ちを鎮められる時間を持つことが大切です。

また睡眠不足や運動不足も自律神経の乱れを誘発し、代謝機能を低下させてしまいます。

代謝機能は肌のターンオーバーにおいて重要な役割を担っていますので、ニキビ予防の面から見ても代謝機能の維持は重要です。

便秘を解消する

便秘の改善慢性的な便秘は腸内環境の乱れを惹き起こします。便秘のため排出されなかった老廃物から発生した有害物質は、血中に溶けだして毛穴から排出しようとします。

このような状態では肌のターンオーバーが妨げられてしまいますので、ニキビができる原因となってしまいます。つまりニキビを改善するためには、便秘の解消が欠かせないと言えます。

便秘の解消には、適度な運動や充分な水分補給、正しい食生活などが有効です。とは言え仕事に追われる毎日では食生活の改善もなかなか難しいと感じる方も多いのではないでしょうか。

そんなときはサプリメントで補うことも1つの手段です。おすすめのサプリをひとつ紹介します。

おすすめサプリメント:「きらりのおめぐ実」

きらりのおめぐ実「きらりのおめぐ実」は、『体に良いものを補うことも大事だけど、その前に余分なものを取り除くことも必要』という考え方で作られています。

そのため腸内環境を整えるビフィズス菌・天然オリゴ糖・食物繊維・クロレラが配合されています。特にビフィズス菌は、元々ヒトの体内に存在する菌に近い動物性乳酸菌なので、しっかり腸まで届いて働いてくれます。

「きらりのおめぐ実」は肌荒れやニキビの改善を目的としたサプリですが「便秘が改善された」という口コミが多く寄せられています。便秘の解消はニキビの改善に繋がりますので、相乗効果が期待できる魅力的なサプリです。

きらりのおめぐ実の効果はどう?評判から徹底検証

2017.04.06

肌の血行を良くする

肌の代謝機能を向上させるためには、血液循環の改善や血行促進が必要です。具体的な方法としては生活習慣の見直しや運動不足解消などが挙げられます。体を温めて血管を広げ、血行を良くすることが大切です。

また蒸しタオルで顔の表面を温めると、毛穴に詰まった皮脂汚れを浮き上がらせることができます。ニキビ予防においては、血行を良くすることで毛穴を開いて汚れを取り除くことが重要です。

ニキビの血が出た後にできるかさぶたへの対応

血が出た後のかさぶたは剥がさない

ニキビを潰してしまい血が出たあとには、かさぶたができてしまうこともあります。かさぶたは非常に目立つので、早く取ってしまいたいと思う方も多いでしょう。ですが、かさぶたを剥がすことは厳禁です。

かさぶたは傷ついた肌を保護し、修復するまで外界から守る役目を持っています。そんな役割を持ったかさぶたを強制的に剥がしてしまうと、傷ついた肌がさらに傷ついてひどい跡になってしまう可能性があります。

かさぶたが自然に剥がれるようになるには2〜3日かかりますが、我慢して剥がさないようにしましょう。

目立つならコンシーラーで隠す

コンシーラーでニキビを隠すかさぶたは自然に剥がれるまで保護することが大切です。ファンデーションなどの化粧品はかさぶたのできたニキビに悪影響を与えてしまいますので、使用は控えたいところです。ですがメイクなしで出かけるのは抵抗がある女性は多いかと思います。

かさぶたを隠したいのであれば、コンシーラーを利用すると良いでしょう。かさぶたが赤みを持っているようであれば、反対色のグリーン系を選ぶと綺麗に隠すことができます。

メイクをした場合の注意点としては、家に帰ってきたらすぐに洗顔をして基礎化粧品でしっかりケアするようにしてください。乾燥は厳禁ですので、化粧水や乳液を使ってしっかり保湿するようにしましょう。

紫外線を避けて跡になるのを防ぐ

傷ついた肌は特に紫外線に弱い状態にあります。かさぶたができているからといって、傷ついた肌に紫外線が当たるのを完全に防げる訳ではありません。紫外線によってさらにダメージを受けると、ニキビ跡が残る可能性が高くなります。

そのため、かさぶたができている場合でも傷ついた肌は紫外線を避ける必要があります。日傘や帽子、日焼け止めクリームなどでしっかりと紫外線対策を行うようにしてください。

かさぶたが取れた場合の対処法

ちょっとしたはずみで、自然に剥がれる状態になる前にかさぶたが取れてしまうこともあります。この場合はどのように対処すれば良いのでしょうか。

まだ傷が充分に癒えていないのにかさぶたが取れてしまったときは、できる限り傷口を保護するようにしてください。また乾燥はニキビの大敵なので、できる限りしっかりと保湿ケアをするようにします。紫外線を避ける必要があるのは、かさぶたがあるときと同様です。

血が出たニキビの間違った治し方

きちんと正しいケアをしていても、そこに間違ったケアが少しでも入り込んでしまうと全て台無しになってしまう場合があります。

間違ったケアを行ってしまうことでニキビの改善が遅くなったり、さらに症状を悪化させてしまうケースが多いので、最後に間違った治し方について解説しておきます。

放置

出血したときにそのまま何もしなければ、血が固まって自然とかさぶたになります。一見何の問題もないように思えますが、ニキビの治癒は遅くなってしまいます。

血が出るということは、重症の状態まで進行しているニキビです。必ず皮膚科で受診し、処方してもらえるニキビ薬を塗るようにしてください。

水で冷やす

ニキビを水で冷やす

血が止まらないとき、「冷やす」という対処法を取る方もいるようです。

しかしこの対処法は皮膚の細胞を破壊してしまう場合があり、その結果ニキビ跡が残る可能性があるためおすすめできません。

また冷やすことで血流が悪くなり、炎症の回復に時間がかかってしまうということも考えられます。

まとめ

ニキビが悪化して膿や血が出てしまっているような場合は、炎症が深くまで進んでしまった状態だと考える必要があります。

現状以上に悪化させず、ニキビ跡を残さずきれいに治せるようにするために、適切な対処方法を実践してください。

また炎症が進んでしまったニキビは、セルフケアだけでは対処しきれないと考えるべきです。すぐに皮膚科で受診して、適切な治療を受けましょう。

ニキビは治療に時間と根気がいる厄介なものですから、一番いいのはニキビを作らないことです。普段の生活を見直して、ニキビのできにくい健康な肌を目指しましょう。